• K-7のJPEG出力とRAWTherapeeで表示されるRAWの違いを比較してみる

    K-7の悩み所


    K-7で風景や、重厚感のありそうな被写体を撮影すると、JPEG画像はたいてい意図しない仕上がりになっている事が多いです。たいていハイキーな画像になってしまうのだ。


    そういう画像をRAWTherapeeで表示させると、JPEGと違ってトーンの落ち着いたものになっている。
    例えばこの画像


    K-7 JPEG
    RAWTherapee
    internal_jpg
    raw_T

    K-7の方は明るい、RAWTherapeeの方は暗めでメリハリが無い。
    どっちが良いのかといわれると、ドッチも良いと思えない。


    ヒストグラムを見てみると、K-7のJPEGにはシャドウ~中間の分布が少ない。
    hist_1


    RAW現像を開始する素材としてはRAWTherapeeのような絵の方が適している。
    ただPENTAX Digital Camera Utilityだと、K-7のJPEGを基準としてRAWパラメータ変更していくことになるので、これはいただけない。
     
    RWATherapeeにて、トーンカーブを修正。
    シャドウから1/3の位置を基点に極々緩やかなS字カーブをつけて、カラーを少し+気味にする。
    IMGP0332


    良い悪いは別として、撮影時の意図はこんな感じでした。


    逆のパターンも


    K-7のJPEGが明るいというばかりではなく、逆の場合もあるのだ。


    K-7 JPEG
    RAWTherapee
    internal_jpg3
    raw_T3

    ヒストグラムはこうなっている。
    hist_2


    RAWTherapeeの画像に-0.5の露出補正をかけると、K-7 JPEGのヒストグラムに近づきます。
    おそらくですが、K-7のJPEGを出力する際に、砂の部分を明るいところと認識して、露出(キー)を下げる方向に処理してしまったんでしょう。
    しかし露出補正を掛けていないのに、結果的に露出補正されてしまっているのは、頂けないなぁとおもいますが。


    K-7に足りないもの


    K-7はハイミドルを意識したカメラであるのならば、もっとニュートラルな絵を出力するモードが欲しいところです。現状のK-7のJPEGはくせを掴み難い、いわば”じゃじゃ馬”のように感じるところです。


    撮影時のAEでカメラ側が被写体を判断して露出を補正するのは当たり前ですが、撮影後出力される画像のキーを勝手に上げ下げすると言うのは、ハイミドルのカメラでは控えるべきじゃないかと思うのですが。

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